Falcorで実現する効率的なfetch

全5回

フロント側から細かなデータのリクエストができるFalcorというJavaScriptライブラリを解説します。REST APIとは異なり、大きなデータのやり取りを繰り返さず、仮想的に必要なデータだけを持ったJSONをなるべく少ないリクエスト数でやり取りします。

この記事の内容は古くなっています。また、Falcorは3年前から開発が止まっており、現在ではおすすめできるライブラリではなくなりました。現在はGraphQLで実現できることも多いので「Hygraph(GraphCMS)で学ぶGraphQL」などを参照してください。(2024.10.15)

最終回 callメソッドと利用場面

callメソッドはJSON Graph上に定義された関数を呼び出します。呼び出すたびに違う結果になる、またはリソースに副作用が起こるといった場面で使用します。具体例に即して、使い方を解説します。

第4回 Falcorを使ったリソースの更新

クライアント側からFalcorを通じて、リモート側の値を変更する方法を解説します。setメソッド、setValueメソッドを使って値を変更する手法があります。併せて、一度取得されたキャッシュをクリアする方法も解説します。

第3回 Falcor Model

FalcorのクライアントサイドからのデータリクエストはFalcor Modelを通して行われます。まずはこのFalcor Modelと合わせて、取得したいデータのパスを指定する方法を解説します。

第2回 JSON Graph

Falcorはデータ構造の考え方として「JSON Graph」と呼ばれるものを採用しています。ツリー構造を持つJSON形式ではあるのですが、グラフ構造を表現することもできます。その特徴や採用理由を解説します。

第1回 Falcorとは

FalcorはWeb APIに対して新しいアプローチを試みるJavaScriptライブラリです。クライアントとサーバー間のデータのやり取りを、これまでよりも少ないリクエスト回数で、そして最低限のデータ量で行えるようになります。それはなぜか? まず仕組みを解説します。