データ形式の検証ライブラリ、Zodを使う

全4回

Zodは、JavaScriptで独自のデータ型(スキーマ)を定義し、値がその型に合致しているか検証するためのライブラリです。このシリーズではZodを実践的に使う方法を解説します。

最終回 データの変換と遅延評価

検証の際に適切に値を変換する方法や、変換前後の型の違いに注意しながら、Zodスキーマのデータ構造をTypeScriptの型として扱う手法を解説します。また再帰構造の表現も考えてみましょう。

第3回 「いずれかにマッチすればよい」を表現する

いずれかの条件にマッチすれば合格という、OR条件の表し方を検討します。どのような型同士をOR条件で並べるかによって、メソッドを使い分ける必要があります。

第2回 エラーメッセージのカスタマイズ

複数の値の比較検証など、複雑な条件も表現できるZodですが、的確なエラーメッセージを返すようにするには工夫が必要です。一歩進んだカスタマイズの手法をご紹介します。

第1回 Zodの特徴と基本的な使い方

Astro v2の新機能Content Collectionsでも採用されたデータ検証ライブラリZod。TypeScriptとの役割の違いに焦点を当て、基本的な使い方を解説します。